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プロ野球開幕を前に拍手する日本ハムの新庄剛志監督(右)と西武の西口文也監督=2025年3月27日午後2時31分、ベルーナドーム、鷹見正之撮影

 プロ野球は28日、セ・パ両リーグで開幕する。日本ハムはベルーナドーム(埼玉)で西武と3連戦を戦う。昨季はリーグ2位と躍進し、今季は9年ぶりのリーグ優勝を目標に掲げる選手たちは27日、敵地で約2時間、打撃練習などで調整した。

 西武の予告先発は今井投手。2年連続で開幕投手を務める右腕に、日本ハムは昨季、4試合で1勝2敗、防御率0・59と抑えられた。

 新庄監督は「なかなか打ちづらい投手。点数が取れないと思うので、スピードのある選手を並べたい」と話す。俊足の五十幡、矢沢選手の起用を視野に、盗塁など「足」でかき回す攻撃をめざす。

 攻撃で期待されるのが、開幕4番に指名された野村選手だ。オープン戦は12球団で5位の打率2割8分9厘と好調だった。「安打が出ていいスタートが切れたらいいが、安打じゃなくても点は取れる。チームが勝てるような打席にしたい」と気合を入れた。

 プロ3年目で初の開幕投手を務める金村投手はキャッチボールなどで汗を流した。「緊張しているし、本当に始まるんだという感じです。とにかくいい投球をしたい」と話した。

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