日本ハムにドラフト1位指名された柴田獅子(福岡大大濠高)は色紙に「身体強化」と書いた

 10月のプロ野球ドラフト会議で、柴田獅子(れお)投手(18)=福岡大大濠高=が日本ハムから1位指名された。最速149㌔右腕は、高校通算19本塁打と打撃でも高い評価を受けるが、プロでの「二刀流」は白紙に戻すという。そのわけとは――。

 11月12日、福岡市内のホテルで契約金1億円、年俸880万円で仮契約を結んだ。記者会見した柴田は色紙にこう書いた。

 「身体強化」

 187㌢、87㌔の恵まれた体格とはいえ、プロの世界で長く活躍するための体づくりは欠かせない。「まずはケガをしないようにしたい。プロとして最低限のレベルの体づくりまで、まだまだと感じている」

 そのため、ドラフト指名時に意欲を見せていた投打の「二刀流」への挑戦はいったん白紙に戻す。「投打での技術、能力がどれだけあるのか。まずは自分の可能性を見極めたい」と話した。

 同席した日本ハムの大渕隆G…

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