幹回り約22メートルが日本一とされる、青森県深浦町の「北金ケ沢の大銀杏(いちょう)」の紅葉が見ごろを迎えようとしている。夜間にはライトアップされ、夕暮れの空に黄金色が輝く。「ビッグイエロー」の名で親しまれ、大勢の観光客が訪れている。
ライトアップは今年で13回目。町観光課によると「今年は11月以降、気温の高い日が続き、紅葉はスローペース」という。ほどなく見ごろを迎える見込みで、ライトアップ期間の延長も検討するという。
高さは約31メートルある。秋田県八峰町から家族6人で訪れた福司桐合君(5)は「すごく大きかった。黄色がきれい」と話していた。
ライトアップは現時点では12月1日までの予定で、午後4時半~8時半。入場無料。問い合わせは町観光課(0173・74・4412)へ。(江湖良二)