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バングラデシュの首都ダッカで運行するメトロの6号線。車両の色は同国の国旗と同じ緑と赤が基調になっている=2024年6月24日、ダッカ
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 バングラデシュの首都ダッカで日本人7人が犠牲になったテロ事件から8年。現地で3日、犠牲者らを悼む慰霊式典が国際協力機構(JICA)の主催で開かれた。

 テロ事件は2016年7月1日夜、ダッカの外国人が集まる地区で発生した。武装集団がレストランを襲撃し、日本人の男性5人と女性2人を含む22人が殺害された。この集団は、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力だった。

 犠牲になった日本人らは、日本が支援し、22年末にダッカで開業した国内初の都市型鉄道計画「ダッカメトロ」に関わり、都市計画のコンサルタントとしてJICAから事業調査を請け負った人たちだった。

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 式典には、日本人遺族や日本…

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