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すごろくを楽しむ参加者たち=2025年1月4日午後2時13分、さいたま市大宮区の鉄道博物館、宮島昌英撮影
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 さいたま市大宮区の鉄道博物館で4日、日本海縦貫線をモチーフにした巨大すごろくイベントがあった。参加した子どもたち自身がコマとなって、駅名や歴史について学んだ。

 イベントは、大阪から日本海沿いに青森までをつなぐ鉄路の歴史をたどる企画展「日本海縦貫線100年展 知られざる大動脈」の一環。

 午後2時からの回では、幼稚園児ら5組がサイコロを振り、線路がデザインされた全長約40メートルのマットに設けられた大阪から青森までの主要50駅のマスを進んだ。「日本海縦貫線に関わる列車名を言おう」など、止まったマスで決められたクイズやお題に答えていた。

 優勝したさいたま市中央区の小倉大誠さん(6)は「楽しかった。東北に電車で行ってみたい」と笑顔だった。

 企画した同館学芸部の永井沙織主任は「すごろく遊びで、体験を通じて鉄道について記憶してもらえたらうれしい」と話した。

 企画展は27日までで、すごろくは5日午前と午後にもある。企画展の入場は無料だが、博物館の入館料が必要。問い合わせは同館(048・651・0088)。

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