石川大会の抽選を待つ主将たち=2025年6月27日午後2時59分、石川県津幡町、杜宇萱撮影

 第107回全国高校野球選手権石川大会(朝日新聞社、石川県高野連主催)の抽選会が27日にあり、参加43チームの組み合わせが決まった。

 昨夏の石川大会を制した小松大谷は初戦で小松明峰と対戦することが決まった。石川大会準優勝の星稜は金沢大付と顔を合わせる。昨秋の北信越大会準優勝でこの春の選抜大会に出場した日本航空石川は、星稜と同じゾーンに入り、初戦は鹿西と対戦することになった。

 大会は7月11日に開幕し、順調に進めば同27日に決勝が行われる。

石川大会の展望(前年優勝校 小松大谷 前年参加チーム数44)

 昨秋と今春の県大会で、同カードの決勝を戦った小松工、金沢がリードする。

 春を制した小松工は、宮西陽汰(ひなた)と橋本圭太の両右腕と捕手の北本優樹のバッテリーが試合をつくる。打線は主将の東大輝が中心。県大会を春夏連覇した2000年以来となる甲子園出場を目指す。

 秋を制した金沢は投手層が厚い。春は西木戸太郎を中心に、計6人が登板。打線は堀祐樹、寺下十座ら長打力のある選手がそろい、14年ぶりの甲子園を狙う。

 昨夏の全国選手権大会に出場した小松大谷や、今春の選抜大会に出場した日本航空石川、昨春の選抜4強の星稜も甲子園を経験したメンバーを擁し、好選手がそろい、頂点が見える。

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