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市況

 自動車大手のホンダと日産自動車が経営統合へ向けた協議に入ると伝わったことで、18日の東京株式市場で日産の株価が急騰し、値幅制限いっぱいのストップ高となる前日比80円(24.0%)高の417円60銭で取引を終えた。一方、ホンダは売りが優勢となり、前日より3.03%下落した。

 日産が筆頭株主の三菱自動車の株価も大幅に上昇し、終値は19.64%高となった。三菱自が経営統合に合流することも検討するとの報道が材料視された。影響はほかの自動車メーカーにも及び、トヨタ自動車株は2.02%上昇して終えた。

 一方、ホンダの株価は取引開始直後にプラスになる場面もあったが、その後マイナスに転じた。「ホンダによる日産救済の側面が強く、重しになるのでは」(大手証券アナリスト)との見方もあり、売りが先行した。

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