日米豪印の戦略対話「QUAD(クアッド)」外相会合で話す岩屋毅外相(手前)と、(右後ろから)ルビオ米国務長官、豪州のウォン外相、インドのジャイシャンカル外相=1日、米ワシントン、加藤あず佐撮影

 日米豪印4カ国の戦略対話「QUAD(クアッド)」の外相会合が1日、米ワシントンで開かれた。4カ国は対中国を念頭に、重要鉱物資源に関する協力を新たに進めることで一致した。

 第2次トランプ政権下でのクアッド外相会合の開催は、政権発足直後の1月に続き2回目。米国務省で開かれた会合には、ルビオ米国務長官、豪州のウォン外相、インドのジャイシャンカル外相、岩屋毅外相が参加した。

 会合の冒頭、岩屋氏は記者団を前に「4カ国が位置するインド太平洋は、世界人口の半数以上を擁する世界経済の成長エンジンであり、地域の平和と安定は国際社会の繁栄にとって不可欠だ」と述べた。

 ルビオ氏は協力できる分野と…

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