連休明け22日午前の東京株式市場で日経平均株価は一時、先週末の終値より400円超上昇して4万0200円台をつけた。20日の参院選では与党が大敗して過半数割れしたが、事前の情勢調査で苦戦が伝えられていたこともあり、市場では想定内の結果との見方が広がったようだ。
参院選後の最初の取引となった22日、日経平均は45円52銭高い3万9864円63銭で取引を始めた。ソフトバンクグループや、半導体検査装置大手のアドバンテストなどで買いが優勢となっている。
22日の東京外国為替市場で円相場は、先週末18日午後5時時点より1円ほど円高ドル安の1ドル=147円台で推移している。参院選前には円売りの動きが出ていたが、円の買い戻しが入った形だ。
「しばらくは不安定に」
ただ、石破茂首相は野党との…