市況

 12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、一時、前日終値より500円超上昇して4万4800円台をつけた。前日に記録した取引時間中の史上最高値(4万4396円95銭)を上回り、初の4万5000円台に迫った。11日の米ニューヨーク株式市場で主要企業でつくるダウ工業株平均が史上最高値を更新し、その流れを引き継いだ。

 米労働省が11日に発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.9%上昇した。市場予想と一致し、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの期待が強まった。これを受け、ダウ平均は、前日より617.08ドル(1.36%)高い4万6108.00ドルで終え、史上最高値を更新した。

 この流れを受け、日経平均は前日終値より430円高い4万4803円30銭で取引をスタートした。幅広い銘柄で買いが広がっている。

 日経平均は前日まで2日連続…

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