週明け15日の東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、一時、前週末の終値より700円超下落した。前週末の米国株式市場で、主要な株式指数がそろって下落した流れを引き継いだことに加え、中東情勢のさらなる緊迫化が投資家心理を冷やしている。

 前週末12日の米ニューヨーク株式市場で、中東情勢の緊迫化を受けてダウ工業株平均が470ドル超下落し、1月以来、約3カ月ぶりの安値をつけた。14日には、イランが自国大使館への攻撃をめぐり、イスラエルへの報復攻撃に踏み切った。中東をめぐる緊張感がさらに高まり、投資家がリスクを回避する動きを強めている。

 15日の東京株式市場もこの流れが続き、取引開始直後からほぼ全面安の展開となり、日経平均は一時、心理的な節目となる3万9000円を下回った。

 東京外国為替市場の対ドル円…

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