9日の日経平均株価は終値で4万1580円17銭をつけ、史上最高値を更新した=2024年7月9日午後4時7分、東京都中央区、東谷晃平撮影

 9日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反発し、前日終値より799円47銭(1.96%)高い4万1580円17銭で取引を終え、4日につけた史上最高値(4万0913円65銭)を更新した。半導体関連株などを中心にほぼ全面高の展開となり、上げ幅は一時900円を超えた。

 より幅広い銘柄で構成される東証株価指数(TOPIX)は、5日につけた取引時間中の最高値(2906.80)を更新し、一時0.41ポイント高い2907.21となった。終値は前日より27.94ポイント高い2895.55だった。

 前日のニューヨーク株式市場で、米半導体大手のエヌビディアやインテルの株価が上昇。ハイテク株を中心とするナスダック総合指数が史上最高値を更新した。この流れを受け、東京市場でも日経平均は取引開始直後から上昇。一時4万1769円35銭まで上昇し、取引時間中の最高値を3営業日続けて更新した。

 日経平均は6月下旬以降、上…

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