市況

 19日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日より168円02銭(0.38%)安い4万3546円29銭で取引を終えた。この日の取引は上昇して始まり、一時は4万3876円42銭をつけて取引時間中の史上最高値を更新した。その後は利益確定の売りが入り、下落に転じた。

 日経平均は前日までの2週間で3400円ほど上昇しており、市場関係者は「短期的な過熱感が意識された。いつ売られても不思議ではなかった」と話す。

 東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが上昇(債券価格は下落)した。一時、前日より0.030%幅高い1.600%をつけ、7月25日以来の高水準となった。

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