史上初めて終値で4万4000円台をつけた日経平均株価を表示する画面=2025年9月11日午後3時38分、東京都中央区、稲垣千駿撮影

 11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日より534円83銭(1.22%)高い4万4372円50銭で取引を終えた。2日連続で史上最高値を更新し、終値で初めて4万4000円台にのせた。前日の米国株式市場でAI(人工知能)関連株が急伸したことが追い風となった。

 より幅広い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)も、6.79ポイント(0.22%)高い3147.76で終え、史上最高値を連日で更新した。

 10日の米ニューヨーク株式市場では米ソフトウェア大手オラクルの決算を受け、AI向けサービスの需要の強さが意識され、ハイテク株などが上昇した。

 11日の東京市場でも、ハイテク関連の買いが先行した。米ソフトウェア大手オラクルとAI投資で協業関係にあるソフトバンクグループが急騰し、日経平均を約300円押し上げた。

 半導体関連のアドバンテスト…

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