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古賀壮志氏
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 東京都日野市長選は13日投開票され、無所属新顔で前市議の古賀壮志氏(47)=自民推薦=が、いずれも無所属新顔で、前市議の有賀精一氏(66)と前都議の菅原直志氏(57)を破り、初当選することが確実になった。当日有権者数は15万4836人。投票率は39・90%(前回41・55%)だった。

 市議会議長を務め、市議5期目で辞して挑んだ古賀氏は選挙戦で「今、日野市をリセット・再起動!」と掲げて若さをアピールし、青年市長の誕生を訴えた。物価高対策や市民の健康政策、老朽化したインフラ再整備の実現を強調した。自民党支持層に加え、無党派層まで幅広い支持を集めたとみられる。

 有賀氏は「市民とともに、対話でまちづくり」を前面に、教育・子育て支援、緊急の物価高対策を公約に掲げたが、及ばなかった。

 菅原氏は地域経済の活性化や新興企業の誘致、子育て支援、地域防災力の強化を呼びかけたが、支持を広げられなかった。

 新顔3人による市議補選(被選挙数1)も同日、投開票された。

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