2025年6月17日、カナダ西部のカナナスキスで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)の場で会談する石破茂首相(左)と韓国の李在明(イジェミョン)大統領=代表撮影、東亜日報提供

 カナダ西部カナナスキスで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)の場で17日(日本時間18日)、石破茂首相と初めて会談した韓国の李在明(イジェミョン)大統領は石破氏と笑顔で対面し、こう語った。

 「補完的な関係にある韓国と日本が多くの部分で協力すれば、互いに大いに助けになると思う」「今日を契機に韓国と日本が未来志向的によりよい関係に発展することを心から期待する」

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 今月4日に大統領に就任した李氏は、議長国カナダに招待されたG7サミットが初の外交の舞台となった。参加国や招待国の首脳らと相次いで会談したが、中でも重視して調整していたのがトランプ米大統領、そして石破氏との会談だった。

 かつて米国や日本に対して厳しい発言をしていた李氏は、3日に投票があった大統領選では「国益中心の実用外交」を掲げ、米韓同盟、日米韓の協力、日韓関係の重要性を訴えた。

 支持基盤である進歩(革新)…

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