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ダイヤ改定について発表する、JR東日本の氏森毅・八王子支社長=2024年12月13日、甲府市

 JR東日本八王子支社の氏森毅支社長は13日、甲府市内で記者会見し、平日早朝に中央線東京行きの臨時特急「かいじ」を増発するなど、3月15日からのダイヤ改定について山梨県関係分を発表した。

 臨時特急「かいじ」は、甲府発午前5時40分。県内では石和温泉、山梨市、塩山、大月に停車し、八王子に同6時47分、立川に同6時58分、新宿に同7時29分、東京に同7時45分に着く。現在、中央線の特急で最も早く東京に着くのは、甲府午前7時3分発、東京同8時57分着の「かいじ2号」なので、1時間以上早く東京に着けるようになる。運転日は決まり次第、発表する。

 氏森支社長は「ビジネスや通学で、スケジュールにゆとりを持って山梨から首都圏方面に出かけてもらえる」と話した。「臨時」の位置づけからのスタートになるが、「地域の皆様と共に盛り上げて徐々に需要を増やし、育てていきたい」と期待を込めた。

 中央線快速の東京―大月間では、グリーン車サービスを始める。グリーン車とされるのは、2両連結された2階建て車両で、利用にはグリーン料金が必要となる。

 中央線の特急では、下りの「あずさ45・49・53・55号」と「かいじ47号」を、現在の新宿発から東京発に変更する。これで、午後4時15分以降のすべての下り特急が東京始発になる。

 さらに、下りの「あずさ21号」(新宿発正午)と「あずさ45号」(東京発午後5時45分)、上りの「あずさ12号」(甲府発午前9時27分)と「あずさ42号」(同午後4時31分)を、それぞれ現在の9両編成から12両編成に増結する。これにより、各列車の座席数が150席ずつ増える。

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