日本学生野球協会の表彰選手に選ばれた山内真南斗前主将(左)と県高野連の優秀選手に選ばれた高木真心さん=2025年1月29日午後0時49分、大分県別府市野口原、大村久撮影

 日本学生野球協会の2024年度表彰選手に、明豊の前主将・山内真南斗さん(3年)が選ばれた。29日、同校で表彰式があり、県高校野球連盟の奥田宏会長から賞状入りの記念盾が贈られた。また、チームメートだった高木真心さん(同)が県高野連の優秀選手に選ばれた。

 奥田会長は「明豊高校でやってきたことは、今後の野球人生に糧になる。また、野球を離れても、自分たちの人生を支えていくことになる」と2人に語りかけた。

 明豊は昨夏の大分大会で優勝し、4連覇を成し遂げた。山内さんは主将としてチームをまとめて引っ張ったことなどが評価された。「18年間生きてきた中で一番濃く、たくさんの経験ができた3年間だった。春も夏も甲子園に出られたことが一番の思い出」と振り返った。今後は大学に進学し、「野球を見ている人に影響を与えるような選手になり、高校でなれなかった日本一になりたい」と目標を話した。

 高木さんは米国の大学に進学して野球を続けるという。「自分の野球スタイルで大学でも活躍できるように頑張りたい」と抱負を語った。

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