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最後の打者を打ち取り、喜ぶ掛川西の選手ら=2024年7月29日午後0時39分、草薙、斉藤智子撮影

 第107回全国高校野球選手権静岡大会(前年優勝校 掛川西 前年参加チーム数108)

  • 強い智弁和歌山を取り戻す 予備教室で結束深めた「ファミリー」

 選抜大会に出場した常葉大菊川、春の県大会優勝の聖隷クリストファーを軸に混戦が予想される。常葉大菊川の大村昂輝は制球に優れ、橘木千空、長打力もある児玉一琉は強力打線の要。機動力が持ち味の聖隷は140キロ台後半を投げるエース高部陸が安定しており、上田一心も春の県大会決勝を完封し台頭した。

 日大三島は140キロ台後半の小川秋月ら投手層が厚い。桐陽は望月佑哉や鈴野佑月、磐田南は山田堅正といった好投手を原動力に春4強入り。連覇を狙う掛川西は甲子園を経験した佐藤駿斗、石川大峨、鈴木脩平の打撃に注目だ。一昨年の覇者、浜松開誠館も地力があり、ノーシードから上位をうかがう。

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