第64回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は28日、札幌円山球場で1回戦2試合と準々決勝1試合があった。1回戦では昨夏の北北海道代表・白樺学園が立命館慶祥に6対2で勝利。士別翔雲は北海道栄との接戦を2対0で制した。準々決勝は知内が北見北斗を延長の末、5対3で破った。
白樺学園は一回から得点を重ね、相手を終始圧倒。亀田直紀監督は「粘り強く最小失点にできた。そこが勝因かなと思う」と話した。立命館慶祥も途中交代した投手の久松篤生選手が五回裏に本塁打を打つなど2点を返したが、及ばなかった。
29日の準々決勝の組み合わせは、白樺学園―士別翔雲に決まった。31日に開かれる準決勝には知内が駒を進めた。