京都共栄―奈良大付 五回裏奈良大付、杉山の右前適時打で二塁走者が生還し、同点=2025年5月25日午前10時57分、奈良県橿原市のさとやくスタジアム、周毅愷撮影

 高校野球の春季近畿地区大会第2日は25日、奈良県橿原市のさとやくスタジアムで1回戦2試合があった。奈良大付(奈良2位)は13安打を放ち、京都共栄に8―1で八回コールド勝ち。東洋大姫路(兵庫)も13安打で大阪桐蔭を9―2の八回コールドで下し、4強入りした。

 大阪桐蔭がコールド負けするのは2013年9月、秋季近畿大会大阪府予選4回戦で履正社に1―13の五回コールドで敗れて以来、12年ぶりとなる。

 準決勝は31日に同スタジアムであり、智弁和歌山と滋賀学園、奈良大付と東洋大姫路が対戦する。

奈良大付8-1京都共栄(八回コールド)

 ◎…奈良大付は打線が集中力を発揮した。六回1死満塁から森、寺島の連続適時長打などで5点を勝ち越し。終盤も安打を連ねて突き放した。京都共栄は二回に斉藤の適時二塁打で先取点を挙げたが、三回以降は散発3安打に抑えられた。

東洋大姫路9-2大阪桐蔭(八回コールド)

 ◎…東洋大姫路が長打攻勢で主導権を握った。一回は高畑の2点本塁打で先制。六回は二塁打3本などで3点を挙げ、八回、高畑の適時二塁打で試合を決めた。大阪桐蔭は8安打を放ったが、好機を生かし切れず、五回の2得点にとどまった。

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