第152回北信越地区高校野球福井県大会(県高校野球連盟主催)は5日、セーレン・スタジアム(県営球場)で決勝があり、敦賀気比が3―2で福井工大福井を破って4年ぶり11回目の優勝を果たした。敦賀気比は31日に新潟県で開幕する北信越地区大会に出場する。
敦賀気比は2点を追う三回、小林拓斗捕手(3年)と小西大心選手(同)の適時打などで同点。七回にも小西選手の適時打で1点を奪い、逃げ切った。左腕の辻琉成投手(1年)が先発。五回2死三塁のピンチから準決勝に続いて登板した右腕の山本竜毅投手(3年)が最速147キロの速球と鋭い変化球で快投を見せ、九回はエース右腕の五十子李壱投手(2年)が締めた。
福井工大福井は三回に植田壱生捕手(3年)の適時打などで2点を先取。カーン・ソヘル投手(同)、林威助投手(2年)、井上誠視投手(同)の3右腕が粘り強く投げたが、四回以降は散発4安打に抑えられた。