第107回全国高校野球選手権長野大会(朝日新聞社、長野県高野連主催)の抽選会が6月21日にあり、参加71チームの組み合わせが決まった。
昨夏の長野大会を制した長野日大は初戦で阿智と対戦することが決まった。今春の県大会優勝の長野商は松本県ケ丘と、昨秋の県大会優勝の松本第一は須坂創成と顔を合わせることになった。
大会は7月5日に開幕し、順調に進めば同26日に決勝が行われる。
長野大会の展望(前年優勝校 長野日大 前年参加チーム数73)
今春の北信越大会準優勝の長野商が優勝争いの中心になる。エース右腕加藤佑都と捕手野口倫太郎のバッテリーに安定感があり、打線は振りが鋭く切れ目がない。42年ぶりの優勝を目指す。
昨秋と今春の県大会準優勝の松本国際は左腕市川志生、右腕小林岬翔ら投手層が厚い。機動力が武器の東京都市大塩尻、片平未来ら中軸に力がある上田西も遜色ない。
昨夏を制した長野日大は斎藤大斗ら甲子園出場メンバーが引っ張る。昨夏4強の赤穂も上位をうかがう。伝統校の松商学園と佐久長聖、昨秋の県大会優勝の松本第一といったノーシード勢がどのヤマに入るか、注目だ。