第107回全国高校野球選手権京都大会(朝日新聞社、京都府高野連主催)の組み合わせ抽選会が21日にあり、参加71チームの組み合わせが決まった。
昨夏に全国制覇を果たした京都国際は初戦で西舞鶴と対戦。今春の選抜大会の21世紀枠で近畿地区候補校だった山城は京都明徳と、夏34回出場の古豪・龍谷大平安は京都産大付との初戦の顔合わせが決まった。
大会は7月5日に開幕。順調に進めば、決勝は27日にわかさスタジアム京都で行われる予定だ。
京都大会の展望(前年優勝校 京都国際 前年参加チーム数73)
昨夏の全国王者・京都国際と、春の京都府大会を制した京都共栄の2校を軸に、混戦が予想される。
京都国際は昨夏ダブルエースの1人として活躍した左腕・西村一毅が健在。打線は甲子園を経験した清水詩太や長谷川颯に加え、1年生で主軸を担う大嶋健生ら新戦力も台頭した。春の府大会は16強止まりで、巻き返しを図る。京都共栄は、左腕の小林海翔が春の準々決勝でノーヒットノーランを達成。打線も準決勝で19安打と活発だ。
龍谷大平安は川口知哉・新監督のもと春4強。準優勝の東山、昨秋の府大会を制した立命館宇治、公立では春4強の城南菱創が有力だ。