Smiley face
写真・図版
組み合わせ抽選前の各校の主将ら=奈良県橿原市の県橿原文化会館、周毅愷撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 第107回全国高校野球選手権奈良大会(朝日新聞社、奈良県高野連主催)の抽選会が21日にあり、参加34チームの組み合わせが決まった。

 今春の選抜大会に出場し、全国選手権大会も過去29回出場の天理は初戦の2回戦で高円芸術・国際・二階堂・山辺の連合チームと対戦する。昨夏の甲子園8強で、3年連続の全国選手権大会への出場を狙う智弁学園は初戦の2回戦で高田商と対戦する。昨秋の近畿大会に出場した奈良は、初戦の2回戦で五條との顔合わせとなった。

 智弁学園―高田商の勝者と奈良―五條の勝者は3回戦で対戦する。

 大会は7月11日に開会式があり、同12日から試合が始まる。順調に進めば同28日に決勝が行われる。

奈良大会の展望(前年優勝校 智弁学園 前年参加チーム数34)

 選抜大会に出場し、春の県大会も制した天理が軸となる。投手陣は下坊大陸、伊藤達也の二枚看板に加え、春の県大会決勝で橋本桜佑がノーヒットノーランを達成するなど、厚みが増した。

 追うのは奈良大付。ともに直球が最速140キロ超の杉山竜之輔、新城楓雅を擁する。春の近畿大会では打線も集中力を発揮し、4強に進んだ。

 大会3連覇がかかる智弁学園は秋、春と結果が出なかったが、昨夏4番を担った中道優斗ら甲子園経験者が多く残り、巻き返しを図る。

 秋、春と連続で近畿大会に出場した奈良や、春の県大会で智弁学園にコールド勝ちした畝傍など、公立校の躍進にも注目が集まる。

共有