八坂神社を参拝した綾傘鉾の稚児=2025年7月7日、京都市東山区、清水謙司撮影

 日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)で綾(あや)傘鉾を先導する稚児6人が7日、八坂神社(京都市東山区)で社参の儀に臨み、祭りの無事を祈った。猛暑のなか、白塗りの化粧をして、金色の烏帽子(えぼし)をつけた6人を大勢の参拝者らが見守った。

 今年の稚児は、中京区の稗大晴(ひえおおせい)さん(5)、同区の塩見啓吾さん(5)、左京区の勤息義晨(ごんそくよしとき)さん(6)、右京区の原田怜介さん(5)、東山区の川嵜悠弘(かわさきはるひろ)さん(6)、右京区の小島悠生さん(6)。兄も稚児を務めた川嵜さんは「暑かったけど頑張りました。お兄ちゃんがやったからやろうと思いました」と話した。

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