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多国間共同演習「レゾリュート・フォース・パシフィック」の一環で物資を運ぶため離陸したC130輸送機=2025年7月22日、横田基地、加藤あず佐撮影

 米空軍などが西太平洋地域で展開する多国間共同演習「レゾリュート・フォース・パシフィック(REFORPAC)」が22日、米軍横田基地(東京都福生市など)で報道陣に公開された。インド太平洋地域での米空軍の演習としては過去最大規模となる。航空自衛隊も参加し、米軍との相互運用性を向上させることで、日米同盟の抑止力と対処力を強化する。

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 REFORPACは米空軍が主催し、400機以上の航空機と1万1千人以上の米空軍隊員が参加する。日本のほか、カナダや韓国なども参加する多国間演習で、ハワイ、グアムなど西太平洋地域で、今月10日から8月8日にかけて行われる。

 22日、横田基地では物資や機材を運ぶC130輸送機が離陸する様子や、米オハイオ州から飛来し、待機中のKC135空中給油機などが報道陣に公開された。管制塔で管制官補佐を務めるタイラー・シアー曹長は「REFORPACの特徴は、戦闘機や人員などすべて大きな規模の環境の中で、同盟国との連携能力を試すことにある」と述べた。

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