和歌山県有田産のミカンを使ったジュースをソムリエやバーテンダーらが審査する「官能審査」が13日に有田市であり、5品が「審査委員奨励品」に選ばれた。
官能審査は2011年度から実施され、今年度は18品が出品された。日本バーテンダー協会県支部の平野祐支部長や、パティシエの鎧塚（よろいづか）俊彦さんら6人の審査委員がジュースの味や香りを確かめた。
審査の結果、全品が10点満点中平均6・5点以上と評価され、「有田市みかんジュース」と認定。5品は8点以上を獲得し、「審査委員奨励品」と認められた。審査委員長を務めた平野さんは「今回も全部おいしかったが、審査開始当初から平均点が下がっている。おいしいミカンをきちんと使ったジュースを期待しています」と話していた。（寺沢尚晃）
