一般社団法人インターネットメディア協会は27日、社会を動かした信頼性ある作品や活動を表彰する今年の「Internet Media Awards」のコンテンツ部門賞に、全国の海や川などで起きた事故のデータを可視化した朝日新聞の企画「水難事故マップ 1万件のデータから見えた事故集中エリア」を選んだと発表した。
- 【受賞コンテンツ】水難事故マップ
同アワードは、信頼性のある情報を分かりやすく伝え、社会をよりよい方向に導いた作品や活動に光をあてようと2021年にスタート。5回目の今年は公募や推薦で113件が集まった。
「水難事故マップ」(https://www.asahi.com/special/water-accident/)は、海上保安庁や公益財団法人・河川財団から提供を受けた事故のデータを全国の地図に落とし込み、分析して多発地点を抽出。取材した現地の様子や安全対策のQ&Aも盛り込み、事故をどうすれば防げるかに焦点を当てた。
27日に東京都内であった授賞式で、朝日新聞コンテンツ編成本部の日高奈緒ディレクターは「これから暑くなると水のレジャーに行く機会が増える。このマップを一度チェックして、楽しく安全な時間を過ごしていただけたら」と話した。
グランプリとソーシャルアクション部門賞には、内閣官房行政改革推進本部事務局の「行政事業レビュー見える化サイト」が選ばれ、行政の取り組みとして初の受賞となった。