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人も車も行き交う1987年12月当時の富士見通り=木更津市立図書館提供
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 千葉県木更津市がJR木更津駅西口から木更津港へつながる約700メートルの「富士見通り」の再生計画に取り組んでいる。かつては複数のデパートや映画館、銀行が並び、休日には約2万人も行き交ったが、今はほとんどの店が閉じ、閑散としている。商店街のアーケードを取り払うなど一新して県南のメインストリートへの返り咲きを狙う。

 通りを歩いてみた。

 アーケードの屋根はところどころに穴があき、さびているのか茶色に変色している。落ちてこないだろうか、と心配になってしまう。その下の商店街はシャッターで閉ざされている店ばかりだ。

 市の計画では、今秋に通りの歩道を覆っているアーケードを撤去する。1987年に商店街が建設したものだが、老朽化が進み、安全性も問題があることから解体する。

 これと併せて電線の地中化で電柱撤去も行い、開放的な通りに生まれ変わる。歩道にはアート感覚を採り入れたベンチや道路照明などを配置する。こうした整備に約11億7千万円を費やす。

行き交う人が肩をぶつけあう 昔は…

 市にとって富士見通りの再活…

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