雪のないすすきの交差点

 札幌の今季の累積降雪量が平年の6割ほどしかないことが、札幌管区気象台の調べでわかった。札幌市内中心部では路面から雪が消えているほか、市内のスキー場ではコースを限定するところも出るなど「雪不足」の影響がみられる。

 札幌管区気象台によると、1月27日現在の札幌市中央区の累積降雪量は154センチで、平年の258センチの60%にとどまっている。12日までの累積降雪量は138センチで、昨季の127センチを上回っていたが、大雪の日があった昨季と違い、これまでのところ1月下旬にそれほどのまとまった雪がなく、平年を大きく下回った。

 札幌藻岩山スキー場(札幌市南区)のホームページによると、28日現在、一部のコースを閉じて営業。2月15日に同スキー場で予定していた「第28回MOIWAジュニアジャイアントスラローム大会」は積雪を見込めず中止すると発表した。

 札幌国際スキー場(同)はコ…

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