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26年ぶりにもっとも早い夏日を更新した札幌市中央区の大通公園で、半袖Tシャツに日よけの帽子をかぶって遊ぶ子ども=2024年4月15日午後2時31分、札幌市中央区大通西4丁目、鈴木優香撮影
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 道内は15日、高気圧に覆われた影響で各地で気温が上昇し、札幌市では今年初めて最高気温が25度に達する「夏日」となった。観測史上もっとも早い夏日で、1998年4月20日に観測して以来、26年ぶりに記録を更新した。

 札幌管区気象台によると、利尻富士町や占冠村、江別市や函館市などで、4月の観測史上最高気温となった。札幌市中央区は午後1時54分に26.1度を観測した。

 道内174の観測地点のうち、123地点で今年の最高気温を更新。記録の残っている173地点のうち、15カ所で4月の観測史上最高気温を記録した。

 この日が暑さのピークで、週末にかけて徐々に気温が下がっていき、24日ごろから再び気温の上昇が予想されているという。

 子どもを連れ大通公園に遊びに来ていた石狩市の成田奈々衣さん(28)は「暑いです。最初は長袖を着ていたけど着替えました。夏が怖いですね」と話した。(鈴木優香)

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