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国際電話からの着信を止める「国際電話不取扱受付センター」の申し込み方を住民に伝える杉良太郎さん(右)=2025年6月3日、東京都台東区浅草5丁目、西岡矩毅撮影
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 東京都内で増加する特殊詐欺防止のため、警察庁特別防犯対策監で俳優の杉良太郎さんが3日、東京・浅草で住民らに注意を呼びかけた。

 杉さんは雨の中、住宅を回り、「家の電話は留守番にして」「(詐欺の電話は)国際電話でかかってくるからね」と住民に語りかけ、国際電話から固定電話への着信を止める「国際電話不取扱受付センター」への申し込みを勧めるチラシを配った。

 警視庁特殊詐欺対策本部によると、今年の都内の被害は昨年より大幅に増えており、4月末現在の認知件数は1496件(前年比511件増)、被害額は約109億円(同約79億円増)に上っている。

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