大統領選の候補者討論会に臨む金文洙氏(左端)、李在明氏(右端)、李俊錫氏(右から2人目)ら=2025年5月18日午後7時37分、ソウル、東亜日報提供

 6月3日の韓国大統領選まで27日であと1週間となった。この日までに発表された各種世論調査では、進歩(革新)系最大野党・共に民主党の李在明(イジェミョン)前代表が、保守系与党・国民の力の金文洙(キムムンス)前雇用労働相らを依然としてリードしている。ただ、以前より差は縮まる傾向にあり、27日夜の最後の候補者討論会などがどう影響するか注目されている。

 金氏側は保守系野党・改革新党の李俊錫(イジュンソク)氏との保守系候補の一本化を模索してきたが、実現は難しいとの見方も広がりつつある。

 大手紙・中央日報が27日に報じた世論調査結果では、李在明氏の支持率は49%、金氏は35%、李俊錫氏は11%。李在明氏と金氏の一騎打ちを想定した場合は52%対42%、李在明氏と李俊錫氏では51%対40%だった。

 東亜日報も27日に世論調査…

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