車両の連結部分が外れたことで連結運転を取りやめている東北新幹線について、JR東日本は7日、混雑が見込まれることから東京―仙台、盛岡間で臨時列車を運転すると発表した。
朝8時台と夕方5~7時台に、東京発盛岡行きと仙台行きを3本、仙台発東京行き2本の計5本を運行する。いずれの列車も7両で全車自由席。
東北新幹線は6日午前11時半ごろ、東京都荒川区内の東北新幹線下り線で、東京発新青森・秋田行き「はやぶさ・こまち21号」の、こまち(7両編成)とはやぶさ(10両編成)の連結部分が外れる事故があった。昨年9月にも同様の事故が起きており、JR東日本は連結運転を取りやめると発表。秋田新幹線は秋田―盛岡間、山形新幹線は新庄、山形―福島間での折り返し運転になっている。直通運転ではなくなったため、それぞれ、盛岡駅、山形駅で乗り換えが必要になる。