東京ガスは17日、外部からの不正アクセスにより、氏名や住所、連絡先など約416万人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。これまでに不正利用は確認されていないという。

 同社によると、子会社「東京ガスエンジニアリングソリューションズ」のサーバーに、不正アクセスがあったという。6月26日に覚知し、専門機関による調査を進めたところ、両社のサーバーに保管されている情報の一部が流出した可能性があると判明した。

 子会社はインフラ情報を管理するシステムの販売・支援を手がけ、取引先から提供された消費者の個人情報を管理していた。流出のおそれがあるのは主にこうした情報だが、金融機関の口座番号やクレジットカードのデータは含まれていないという。

 一方、子会社や取引先で働い…

共有
Exit mobile version