東京芸術大が来年4月、映像研究科の新しい修士課程としてゲーム・インタラクティブアート専攻を設ける。24日に日比野克彦学長が記者会見して発表した。
ゲーム分野を新しい芸術領域と捉え、ゲームのデザインや技術、映像表現などを研究する。ゲーム制作者だけでなく、例えばゲーム要素の医療現場での活用など幅広い分野で社会問題の解決につなげる人材育成をめざす。
入学定員は20人。少人数のゼミ形式で指導する。専任教員は教授ら7人。バンダイナムコグループで「アイドルマスター」「機動戦士ガンダム戦場の絆」「釣りスピリッツ」「新太鼓の達人」など100種類以上のゲーム開発に携わった経験者らが指導する。
教員による定期的な講評会のほか、年2回の展示公開をする。ゲーム分野の教育や研究で欧米トップの実績がある南カリフォルニア大(米国)など海外大学との共同制作事業にも参加できる。
入試は来年1~2月。募集要…