東京都立施設では初の通年型アイスリンク「東京辰巳アイスアリーナ」（江東区辰巳2丁目）が6日にオープンし、開業記念イベントが行われた。水泳の「聖地」として親しまれてきた「東京辰巳国際水泳場」が改修され、アイススポーツを楽しむ場に生まれ変わった。
オープニングセレモニーでは、高橋大輔さんと村元哉中（かな）さんがアイスダンスを披露。トークショーでは五輪メダリストの荒川静香さんが登壇し、「これだけ大きな空間の中でスケートに親しめるのはいいなと思う。多くの人が夢を見つけられる場所になれば」と語った。スケートやカーリングなどの体験会もあり、子どもたちが新しいリンクを楽しんだ。
東京辰巳国際水泳場は1993年にオープンし、日本選手権など、数々の名勝負の舞台になってきたが、東京五輪にあわせて近くに水泳場「東京アクアティクスセンター」が建てられ、2023年に閉館。都が約70億円かけて改修した。
アイスアリーナは、国際規格…
