東京都議選(定数127)は22日に投開票され、小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が議席を伸ばし、都議会第1党に復帰した。7月に控える参院選の行方を占うとみられていたが、第1党だった自民党は大敗し、過去最低だった2017年の23議席を下回った(当選者は追加公認含む)。
都議会は告示前の時点で、小池氏を支える都民ファ、自民、公明の3党で過半数(64議席)を占めている。都議会で初めて議席を獲得した国民民主党も小池都政を支える側にまわるとみられており、この4党で過半数を確保した。
自民は派閥の裏金問題への批判から昨秋の衆院選で大敗したうえ、都議会自民でも裏金問題が発覚し、会派の幹事長経験者6人を非公認とした。告示前時点の議席数は非公認も含めて30議席だったが、大きく議席を減らした。公明も苦戦し、議席を減らした。
都民ファは告示前時点で26…