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下りでは再開後初の連結運転となる「はやぶさ・こまち9号」がJR仙台駅を盛岡方面へ向け出発した=2025年3月14日午前10時19分、福留庸友撮影
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 JR東日本は14日午前、東北新幹線と秋田、山形両新幹線との「連結運転」を8日ぶりに再開した。この日、下り線で初めて連結運転した「はやぶさ・こまち9号」は、午前10時15分ごろに仙台駅に到着。乗客の乗降後、スムーズに盛岡駅へ出発した。まだ一部では新幹線の運休が続いているが、15日からは通常ダイヤに戻る。

 東北新幹線下り線で6日、東京都内を走行中の新青森・秋田行き「はやぶさ・こまち21号」の連結器が外れて以降、連結運転を中止していた。その間、秋田新幹線「こまち」は秋田―盛岡間、山形新幹線「つばさ」は新庄、山形―福島間での折り返し運転を続けていた。

 JR東は当面の対策として、連結器のロックを外す電気指示が出ても連結が外れないよう、運転台にある圧縮空気の開閉器を固定する金具を作った。連結作業の際に取り付けるという。

 12日には、固定する器具を取り付けた走行試験を実施。問題なく走行することを確認した。

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