ミャンマーを襲った台風で被害を受け、避難する住民たち。現地の救助当局が2024年9月13日に公開した

 東南アジア各国を襲った台風11号「ヤギ」による被害への支援にあてるため、岩屋毅外相は8日の記者会見で、被害が甚大なベトナムとミャンマーに日本政府として計約400万ドル(約5・9億円)の緊急無償資金協力を実施すると発表した。

 ベトナムには国際移住機関(IOM)を通じて100万ドル(約1・5億円)規模の一時避難施設などを、ミャンマーには国連世界食糧計画(WFP)を通じて同規模の食料を支援。国連児童基金(ユニセフ)を通じて両国にそれぞれ100万ドル(同)規模の水、衛生、子どもの保護などの支援をする。

 会見で岩屋氏は「一日も早く現地の皆様に元通りの生活が戻ってくることを期待したい」と述べた。(里見稔)

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