和歌山県知事選と同じ1日に投開票された県議の日高郡選挙区補欠選挙(被選挙数1)は、無所属新顔でまちづくり団体代表の岩永淳志氏(26)が、元日高町議長の芝充彦氏(53)=自民推薦=を破り、初当選した。東京から同県美浜町三尾地区に移り住み、知名度ゼロから「県や国の仕組みづくりに携わりたい」という目標への第一歩を踏み出した。
日高町の事務所に一報が入ると、支援者たちが拍手で当選を祝福した。あいさつに立った岩永氏は「今回、いただいたご期待を裏切るわけにはいかない。この瞬間から『和歌山県議会議員』として全力を尽くしていく」と喜びを表した。
アニメの「聖地」巡りで
移住のきっかけはお気に入り…