開発から半世紀ほど経った東急田園都市線の沿線で、昭和の趣が残る駅前を「令和仕様」の高層ビルにリニューアルする計画が相次いでいる。ただ、「街の顔」や公共施設の位置が変わることもあり、住民との摩擦も収まっていない。
渋谷駅(東京)と中央林間駅(神奈川県大和市)を結ぶ田園都市線のうち、梶が谷駅(川崎市高津区)から中央林間駅までの5千ヘクタールが、東急主体の開発でできた「多摩田園都市」だ。
今回、駅前をリニューアルする3駅はいずれも1966年に開業した。
とりわけ大規模な再開発が予定されているのが、鷺沼駅前(川崎市宮前区)だ。急行の停車駅ながらバスロータリーは狭く、建物も小規模だ。資材費高騰などで高さやスケジュールなどを見直し、昨秋、東急などで作る再開発組合の認可にこぎつけた。
鷺沼の駅前街区に超高層ビル
78年開業の4階建て商業施…