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東洋大姫路―龍谷大平安 六回表東洋大姫路、見村の左前安打で9点目を挙げる=2024年10月20日、ほっともっとフィールド神戸、渋谷正章撮影
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 秋季近畿地区高校野球大会は20日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で1回戦3試合があり、東洋大姫路(兵庫1位)、市和歌山(和歌山3位)、立命館宇治(京都1位)がベスト8進出を決めた。

 東洋大姫路は龍谷大平安(京都2位)に9―0で快勝。市和歌山は三田学園(兵庫3位)に1―0で競り勝った。立命館宇治は奈良(奈良2位)を4―1で下した。

 21日は、雨で19日に中止となった天理(奈良1位)―和歌山東(和歌山2位)、大阪学院大(大阪3位)―北稜(京都3位)の1回戦2試合が行われる。

東洋大姫路9―0龍谷大平安

 【経過】東洋大姫路は一回1死二、三塁から木村の三塁打、高畑の安打、川口の二塁打で5点を先取した。五回には二つの四球と内野安打で無死満塁と攻め、木村の一ゴロが相手の失策を誘うなどして3点を追加。六回にも3連打で1点を加えた。

 龍谷大平安は一回から三回まで毎回走者を出すなどしたが、得点を挙げることができなかった。

市和歌山1―0三田学園

 【経過】三田学園は四回1死一、三塁の好機を得たが、三輪奈の強い打球が三直併殺打となり、得点はならなかった。

 市和歌山は五回、二つの四球と内野安打で2死満塁としたが、無得点に終わった。八回には先頭の津本が安打で出塁。その後2死三塁となり、森本の適時打で1点を先取した。先発の土井が九回も力投し、逃げ切った。

立命館宇治4―1奈良

 【経過】立命館宇治は三回1死から杉野が安打で出塁。四球などで2死一、二塁として田中の適時打で1点を先制した。六回には1死一、二塁から道勇の適時打と敵失で計3点を加えた。

 五回まで無安打に抑えられた奈良は、六回1死からチーム初安打の谷が二塁まで進んだが無得点。八回、三塁打の岡田が内野ゴロの間に生還し、1点をかえした。

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