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兵庫大会決勝 東洋大姫路―報徳学園 優勝を決めて喜ぶ東洋大姫路の選手たち=ほっともっと神戸、室田賢撮影

 (28日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会決勝 東洋大姫路7―6報徳学園)

 東洋大姫路が、昨夏の兵庫大会を制した報徳学園に打ち勝ち、春夏連続の甲子園出場を決めた。

 同点の六回2死二塁で、4番白鳥翔哉真が左前適時打を放ち、この試合3度目のリードを奪う。さらに一、二塁として6番見村昊成の2点二塁打で突き放した。

 2019年に履正社(大阪)を全国制覇に導いたOBの岡田龍生監督が3年前に就任し、肉体強化に重点を置いた。今大会のチーム打率は3割9分6厘で「長所は破壊力」と白鳥。昨秋以降、近畿では負け知らずだ。

 近年は低迷が続いていたが、全国選手権大会は1977年に優勝するなど通算20勝11敗。「夏の東洋」が14年ぶりに帰ってくる。

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