智弁和歌山―東洋大姫路 三回裏東洋大姫路一死3塁、高田の一ゴロの間に木本が生還=2025年6月1日午後1時、奈良県橿原市のさとやくスタジアム、原晟也撮影

 高校野球の春季近畿地区大会は1日、奈良県橿原市のさとやくスタジアムで決勝があり、東洋大姫路(兵庫)が智弁和歌山を1―0で破り、37年ぶり4度目の優勝を果たした。東洋大姫路は木下鷹大(ようた)投手(3年)が9安打を浴びながらも完封。三回に挙げた1点を守り切り、昨秋に続いて近畿大会を制した。智弁和歌山は昨春、昨秋に続き、3大会連続で近畿大会準優勝となった。

戦評

 ◎…東洋大姫路が少ない好機を生かして競り勝った。三回、先頭の木本が四球で出塁。相手投手のボークと犠打で1死三塁とし、高田の一ゴロで1点を奪った。智弁和歌山は相手の2倍以上の9安打を放ったが、併殺打3とつながりを欠いた。

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