乳飲料メーカー「東海牛乳」（岐阜県神戸町）は10日、本社工場で製造した「味わいらくのう牛乳」や「酪農牛乳」などを追加で自主回収すると発表した。約220万本が対象。本社工場も自主的に一時休止するという。
同社は5月30日、牛乳の風味に異常があったとして約230万本を自主回収すると発表。その後、販売を再開したが、再度「味が普段と違う」「加熱すると固まる」などの問い合わせがあったという。
回収対象は賞味期限が5月30日から6月25日のもので、製造者が「東海牛乳株式会社」と記載されている牛乳（本巣工場は対象外）。前回の回収分と合わせ、約450万本が関東・東海・北陸・関西の2府12県で販売されたという。
同社は、原因は空気中や牛乳内に存在する「低温菌」の影響と説明。これまでに健康被害は確認されていないという。問い合わせは同社コールセンター（0120・555・855、11日午後1時から）。
