16日午後5時20分ごろ、JR東京駅(東京都千代田区)に停車中の東海道新幹線の車内からヘビが見つかった。JR東海によると、現時点でけが人は確認されていないという。
同社によると、名古屋を出発し、東京駅に午後5時18分に着いた「こだま730号」から降りた乗客が、駅係員に「車内にヘビがいる」と知らせた。車内を確認したところ、体長38~40センチ程度のヘビを発見したという。種類は確認中で、同社は、「ヘビがなぜ車内にいたのかは調査中」としている。
この影響で、新大阪行きの「ひかり653号」として折り返し運転する予定だった当該車両の使用を取りやめ、別の車両を準備したため、出発が17分遅れた。乗客約630人に影響があったという。
現在、ヘビは駅で保管している。同社によると、新幹線へのヘビの持ち込みは禁止されているという。(本多由佳)