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市況

 9日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日より1298円55銭(3.93%)安い3万1714円03銭で取引を終えた。下げ幅は一時1700円を超え、終値でも3万2000円を割り込んだ。

 前日は4営業日ぶりに上昇していたが、再び大きく落ち込んだ。トランプ米政権が中国への追加関税を発表するなどし、貿易摩擦が激しくなるとの懸念が拡大。前日の米国株式市場で主要指数が下落した流れを引き継いだ。

 日経平均は、前日の終値より483円35銭安い3万2529円23銭で取引を開始。その後、下げ幅を広げた。午前の終値は前日終値より865円54銭安い3万2147円04銭だった。

 午後の取引に入った午後1時1分、トランプ政権が「相互関税」として導入した新関税の第2弾を発動。その後、日経平均は下げ幅をさらに広げた。半導体製造装置メーカーや自動車大手など幅広い銘柄で売りが優勢となり、全面安の展開となった。

 東京外国為替市場で円相場は…

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