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 24日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日より907円92銭(2.42%)高い3万8460円8銭で取引を終えた。3万8千円台を回復するのは4営業日ぶりとなる。前日の米国市場が好調だった流れを引き継いだほか、中東情勢が比較的落ち着いていることも投資家心理を支えた。東京外国為替市場では一時1ドル=154円98銭まで円安が進んだ。

 前日のニューヨーク市場で、ハイテク関連株を中心に主要な指標がそろって上昇した流れを受け、この日の東京市場は続伸で取引を始めた。米電気自動車(EV)大手テスラなどの米企業の決算が好感され、時間外取引で上昇したこともあり、東京エレクトロン、アドバンテストといった半導体関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。

 前日に発表された米国の景況感を示す指標が前月を下回ったこともあり、インフレ懸念による金利上昇が一服したことも、株価の下支え要因となった。

 24日の東京外国為替市場で…

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